ドラマから学ぶ
- 田中順子

- 2021年6月10日
- 読了時間: 2分
今、楽しみにしているドラマがあります。
一つは「ドラゴン桜」
落ちこぼれが集う高校の生徒達が、カリスマ教師の勉強法により東大合格を目指す物語。
セリフの中で心に刺さる言葉を抜粋しています。
お前らがなんでバカなのか教えてやろうか。
お前らがものを知らないってことがバカなんだ。
教科書に載っている知識はもちろん、世の中の実態と仕組みを知らないってことがバカなんだ。
世の中は誰も想像もしなかったことが次々と起きている。
かつての常識はもう通用しない。
もう何が起きたって不思議じゃない。
そうなって来た時にこの国に何が一番必要になってくるか分かるか?
金だ。税金だ。
国はなあ、お前らにはバカなままでいて欲しい。
それが本音なんだ。
何にも疑問を持たず、何にも知らないまま調べない。
ただひたすら制度に従い働き続け金を払い続ける国民であって欲しい。
それを別の言葉で言い換えると、「馬車馬」だ。
その方が都合がいいからな。
世の中は平等だ。国民は自由だ、差別なんか一つもない。
そう刷り込まれてきた。
だが実際はそうじゃない。
どんなに努力してもどんなに力を振り絞っても
本質を見抜く力が無ければ権力者と同じ土俵にすら立てねえんだ。
誰かのせい、国のせい、時代のせい。
他人をたたき、批判して文句を言って何が変わる?
ルールを作っている人たちはこの状況がおいしいからこういう仕組みにしてるんだ。
自分は関係ねえなんか言ってたら一生騙されて高い金払わされ続けるぞ!
なぜ社会はこうなっているのか、誰がどんな意図でこの仕組みを作ったのか、
本質を見抜き自分なりの答えを出す力を身に着けろ。
その時初めて馬車馬は人間になれる。
そのためには勉強するしかねんだ。
勉強ってのはなあ、この国で許された唯一の平等なんだ。
どうですか?
これはドラマの中で東大合格を目指す生徒に向けられた言葉なので勉強をテーマにしていますが、
社会に向けたメッセージ・未来を担っていく子供達へのメッセージなんです。
物事の本質を見抜く
自分なりの答えを見つける
唯一の平等
何も分からない道を闇雲に走るのではなく、言われたからするのではなく、それぞれが持っている本質を理解した上で、自分なりの答えを出していく。
これからの世の中に必要なジャッジですね。






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