先に生まれて
- 田中順子

- 2021年11月19日
- 読了時間: 2分
【先生】元々の語源→自分より先に生まれた人。年長者に対する敬称。
それをいつしか教える人・指導する人のことを先生と呼ぶようになり、今では後者の方が広く使われています。
私もかく言う先生と呼ばれる立場の職業に携わっている者の一人ですが、先生がえらいのではありませんし、先生の言うことが絶対だとも思っていません。
ただ、先に生まれて来た人なだけなんです。
先に生まれているので後から生まれて来た人と比べ少し経験値があるだけです。
服や文化に流行があるように、時代の流行も当然あります。
昔が良かった、今の時代にはついていけないと嘆くことは簡単です。
時代について行けていた時には感じなかったことが、自分が時代に置いて行かれていると感じた時に湧き出る感情です。
流行は若者が引っ張っていると耳にすることがあります。
確かに若者は敏感で行動力もあります。何より多人数で盛り上げる能力が素晴らしい!
SNS等で世界中の方と気軽に繋がれるようになった今だからこそ出来る発信を得意としていますよね。
では若者だから出来た事なのでしょうか?ある一定の年齢に到達するとやってはいけないこと、恥ずかしいことなのでしょうか?
柔軟な考えを持つことにより若者と呼ばれる方との距離感はぐっと近くなり、逆にたくさんのことを教えてもらえます。
世の中の人間と呼ばれるカテゴリーで見ていくと、若者だの年寄りだの子どもだの上司だの部下などはありません。
みんな同じ人間でしかありません。先に生まれた、ただそれだけです。
協力して知恵を出し合い同じ時代にこの世に生まれて来たことを喜びましょう✨






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